明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
新年号ということで、今年予定しています園舎の工事計画(改築と新築)について、お話をすることに致します。
年長さんが二階に入っている新園舎は、平成25年秋に完成しました。これは永年使用してきた本館(おひさまの部屋)と呼ばれる三階建ての園舎の老朽化に伴う「第一期工事」と位置づけられており、今年は、それに続く「第二期工事」に取り掛かります。
先ず二月から三月にかけて、二階建ての園舎(おそらの部屋・現在1Fは、なかよしクラブ等で使用中)の耐震補強工事を実施します。また後日、新園舎とのアクセスを可能とする「階段棟」の建築工事を行います。
次に27年度の一学期中に運動場に(現在、鉄棒や時計台のある位置)平屋のホール(遊戯室)を新築します。続いて夏休み期間を利用し、三階建て園舎の取り壊し作業を行います。本園創立時より五十年以上もの間、園児を育み続けた園舎ともいよいよお別れです。
そして二学期より、その跡地に年少(ひよこ)組の教室のための新しい園舎を建築します。ところで、ここで問題があります。
現在も、そして来年度の一学期も年少組は三階建ての本館にいる訳ですが、新しい教室が完成するまでは、居場所が無くなってしまいますね。
でもご安心下さい、その時は既に運動場にホールが完成していますから、そこが仮教室となります。一か所での合同保育のス
タイルとはなりますが、ご存知のように二学期は運動会等の行事が多く、合同で練習に参加したり、保育をしたりという形態は、例年行っております。ですから、あまり違和感はありませんし、かえって教室の壁が無い分、スムーズに先生方の連携や、子ども同士の交流が図られるかもしれません。
そして三学期には、完成したばかりの年少組用の新園舎で過ごすことになります。ちなみにこの年少組用新園舎は、平屋建てで5教室が設置される予定です。年少児の動き、そして安全面や運動場へのアクセスを考えますと、平屋建ては理想です。またその新教室の前には、中庭も新たに設けられます。
また、保護者の送り迎えの便宜も考えています。本園の泣き所は、面する道路幅が狭いことです。ことにクレヨン門から市民プールにかけて狭いことから、車同士の離合には大変ご迷惑をお掛けしている現状があります。この解決策として、現在砂場がある付近より、運動場の車両出入り口の手前まで「車寄せ」としてのスペースを確保します。
これにより、保護者の送迎車両は一時駐車することなく「ドライブスルー」に近いかたちで園児の送迎が可能となります。
全て子ども達のための工事であり、そして安全第一で進めて参ります。各工事の期日が参りましたら、改めて詳細なお知らせと、お願いを申し上げます。(作業工程は、諸般の事情により、変更されることもあります)